ようやく12月らしくなりましたね。
演出家であり、振付家でもある、
鈴木稔さんが手掛ける
「くるみ割り人形」(スターダンサーズバレエ団)

観てきました。
ほんとに素敵な演出で。
斬新で。新鮮で。
洗練されてて。
彼の発想がバシッと視覚化されていて、
その空間に
うっとり吸い込まれてしまいます。
1幕 雪の精 群舞
次々と出てくるダンサーたちは、
裸足。
コンテンポラリー的な要素満載で魅せる「雪のワルツ」
雪の精には男性のダンサーも。
スピード感に溢れ、エネルギッシュな雪のシーンは、
胸が高鳴りました。
何回でも観たい、と思わせてくれる
そんなくるみでした。
ロビーには、舞台美術の模型が展示されていました。
これは第2幕のセット。

とても豪華な舞台セットでした。
そして、
どうしても行きたかった薄井憲二先生のバレエ展へ。

薄井先生は昨年、
永眠されましたが、
こうして遺品であるコレクションからでさえも、
人々に伝えることができるっていうのは
本当にすごいことだと思います。
肉体で伝える、とか
言葉で伝える、とか
感性で伝える、とか
信念で伝える、とか
もうそんな域も通り越して
魂で伝える、って
こういうことだなぁって。
日本にまだバレエという文化がなかった時代、
前人未踏の道を突き進んでいくのは、
並大抵ではなかったことと思います。
そんな大先輩方の功績があってこその、
今の日本のバレエ界。
偉大な空間を鑑賞させていただきました。
1930年代
日本ではじめてバレエ教室を開いたエリアナ・パブロワの
発表会のプログラムや、
今年3月に復演が実現した
フジタの白鳥。
復演に駈ける人々の想いや感情の交錯、
ロシアから日本に渡った舞踊譜の展示。
バレエ史にはロマンがいっぱい詰まっています。
そんなロマンに
触れることができる貴重な展示会です。

薄井憲二 バレエ・コレクション 特別展
そごう美術館(そごう横浜店6F)
12/25(火)まで


