トウシューズを加工するとき、
中を開くと
職人さんのかけてくれた手間やこだわりや熱量が
こちらにワーッと主張してくるときがあります。
こうやって手書きの文字なんかを見ると
温もりみたいなものも感じるね。

良質なシューズというのはやはり、
大量生産ができなくて手仕事。
だから欲しいときに必ず手に入るわけではないという、
品薄のデメリットがついて回りますが

いいな、と思うシューズは
樹脂みたいのは入ってないし、釘みたいなもので無理矢理固定もされていなくて、
中に使われている素材が天然です。

だから履くほど馴染むし、足に吸い付くんだよね。
カテゴリー: バレエ指導者
2025/02/28リスペクト
2024/12/312024
2024/11/12弾丸青森
マルク=シャガール による
バレエ「アレコ」のための背景画。

「アレコ」は4幕構成で、
第1幕、第2幕、第4幕は青森県立美術館に常設、所蔵されています。
なぜか第3幕だけが、
フィラデルフィア美術館に収蔵されているのですが、
ですが!
今、青森に第1幕~第4幕のすべてが揃っているのです。

しかも、この本物の背景画で「アレコ」を上演するという
とても熱量のあるすごいプロジェクトが数年越しに実現しました。
青森県立美術館の学芸員さんにシャガールマニアの方がいて、
その方のシャガール愛によって実現したプロジェクトです。
グッジョブ!
これを知って、行かないわけにはいかないので、

行ってきました青森
秒でSOLDOUTとなったチケットが手に入ったのがまず奇跡。
シャガールは、この背景画を手掛けた際、
「何かをうつし取るんじゃなく、アレコの中に埋没したかった」
「色彩だけに演じ語らせたかった」
と。

バレエの背景画として、
舞台美術としては、
実に53年ぶり(!) に息吹を吹き返した瞬間でした。
亡きシャガールも、どれだけ嬉しかったでしょう。
その人が亡くなっても、作品が生きているってすごいことです。

広大な平原をこの大きな大きな画に表現し、
これぞシャガールな色遣い。

この迫り来る本物に、
元新国の宝満直也さんが演出振付を手掛け、
若手のホープ、牧で活躍中の大川くん(青森出身)と
テッシーことNBAの勅使河原綾乃さんが主役を務めました。

物語はプーシキンの「ジプシー」を元に、
音楽はチャイコフスキーピアノ三重奏をオーケストラ版に、
衣裳も忠実に再現され、
歴史的な公演だったと思います。

カーテンコールのみ撮影OK。
最近は、こういうの多いですね。
バレエのストーリーって、
バヤもジゼルもエスメもシルフィードも、
男性が二股をかけるストーリーばかりですが、
この「アレコ」は、
女性がココロ変わりして別の男性を好きになってしまうお話です。
たまには、こんなパターンもいいでしょう(笑
男性は、あっちも好きこっちも好きで
その優柔不断さが結局は両方の女性を傷つけ、
結果として地獄に堕ちるパターンはバレエあるある(ざまーみろw
対して女性というのは、
何気ない瞬間にスッとココロ変わりして、
はい次!という潔さ。
いつも時代も男女の性(さが)というのは変わらないのかもしれませんね。
大川くんの発狂シーンはド迫力で、
アレコが完全に憑依していました。
踊りの残像も、
音楽の響きも、
照明の余韻も、

すべてこの画が受け止め、
色彩と空間が見事に一体化していました。
観て帰るだけの弾丸青森でしたが、

それでも
行って良かった
貴重な空間に立ち合わせてもらえました。
2024/08/11夏の夜
数ヶ月ぶりに
YotsubaとHimeがレッスンに来ました!(嬉

レッスンは瞬時にあの頃みたいに。
なんだかすでに懐かしい。
この日は毎年恒例の「杉本会」!
ということで2人も連れて行きました。

卒業していった子たちの「その後」
こうして顔を突き合せて話を聞けるって幸せなことです。
それぞれの道、
そのまま突き進んでね。
2024/07/27時間
現代社会に
「コスパ」 「タイパ」という言葉が錯乱して、
手間をかけない世になってしまったなぁ、と。
人は誰だって効率の悪いことはしたくないし、
時間を損したくないって生き物だとは思うけど、
「あなたは何のためなら時間を捧げてもいいですか?」
っていうのが生き方であって、
それは幼少期の頃から形成されていくのかな、と思っています。



バレエの世界は、
コスパ、タイパとは真逆の世界かもですが
レッスンを重ねるのは、
「ひらめき」のようなものを見つけるため。
自分の中でしか感じられない小さなヒント。
人から「これがひらめきだよ」って教えてもらうことはできない。
だからそれを掴むために、練習をするんです。
これはコツコツ型のすべての物事に言えることなんじゃないかなぁと思います。
ひらめきは、
経験を積めば積むほど正確になっていくよ。
2024/05/03弾丸ひとり旅
発表会後は、
全クラス1週間お休みいただき、ありがとうございました。

この1週間、
私は会いたい人に会うために関西を転々としたあと、
中国地方に滞在していました。
移動も行き当たりばったり
時間を気にせず
来た電車に乗ればいいや。
泊まるところも決まってないから、
電車の行き先が間違えてても別にいいやって
なんて贅沢な旅(笑)
辿り着いたその街の、個人の居酒屋さんにふらっと入ったり。
そこで隣り合った常連さんたちと意気投合し、
カラオケに行ったのは広島の夜(笑)。
どこの誰だか知らない人と歌ってんのw
普段、子どもたちには知らない人についてっちゃダメとか言ってたくせにね。
今回は人生ではじめて、
ホテルでもない旅館でもない「ゲストハウス」ってとこに宿泊。
しかも連泊。
毎日入れ替わるお客さんたちを眺めながら、
リビングで行き交う人と他愛もない話をしたり、
話が合って語り合っちゃう夜があったり。
人のバックグラウンドって本当にいろいろだけど、
こうして思いもよらないところで出逢った人とは
やはり何か共通するものもあったりして。
かといってお互い連絡先を聞くわけでもなく、
最初から最後まで名前すら知らず。
けど知らない街で、そんな距離感も心地よくて。
ボ~っと暮れていく空を眺めたり。

星空の下で寝ちゃって寒くて目が覚めた日も(笑)。

自転車借りて、その自転車とともにフェリーに乗って、
知らない島にも行きました。
ママチャリで島を一周した(笑)。
静岡から来たって言ったら、
知らない人がレモンとかスナップエンドウとかくれた。
なんかありがとう笑。

友だちもできました(笑)。

あっという間の1週間でした。

お魚をよく食べた1週間だった。

そして最後は新国の「バヤデール」

再びバヤデールの世界観を浴びてきました。


もう一回みんなでバヤやりたいよ。
あの日に戻りたいな。





















































































