ドン・キホーテ 第2幕
「夢の場」
2幕は、
前日の最終リハから
私の中の
ハザードランプが、ピーカン ピーカン

緊急事態発生
前日に来て、
YotsubaとKahoの発熱。。。
しかも、結構な高熱です。。。

真冬の、
インフルエンザ大流行のあの時期でさえ
休まず元気に来ていた子たち。
でもね、子どもの熱ってそういうものですね。
突然です。
なんで・・・(T_T)
よりによって・・・(T_T)
って思いますが、
そういうとき
だからこそ、
照準を本番時間に合わせる!
かなりのピンポイントで合わせる!
大丈夫。
YotsubaもKahoも、マキっ子だから。
根拠はないけど、なぜかそう思えた前日の帰り道。
そんな状況の中、迎えた「第2幕」

いろんな意味で、
良くも悪くも
泣きながら創った、2幕でした。
2幕に教わったことは、大きいなぁ。
ドンキやるって決めて、
一番はじめに創った、
一番はじめに手掛けたのが、2幕でした。
元々、私が大好きなシーン。
でも、
好きなだけじゃ、創れないでしょ。
っていうのを、
思い知らされた、2幕です。
踊ることと、
創ることは、
次元が別なのだということ、
解っていたつもりだった。
でも、「解る」という次元すら、違ってた。
この、ドンキ第2幕には、
創り手として大切なことを、教わりました。
第1幕から第2幕へ。
バトンは、


この2人に渡ります。
どん帳が上がる前、
2幕メンバーは緊張というより



このドライアイスが気になっちゃってね (笑)。


ドライアイスの効果は、約2分半。


ここ!というときにMAXにもっていくために、

舞台監督はじめ、スタッフの方たちには
確実なタイミングを逆算して出してもらうという、

難しい案件でもありました。
私の中では
絶対的な
必須の

効果演出でした。
森の精霊たち。



一番苦労したのは、
斜め列



でも、
コール・ドで経験するこうした苦労って
必ず活きるんだよね。

コール・ドには、
バレエに大切なものがたくさん詰まってる。
それは、
テクニックとかそういうことじゃなくて、
もっともっと、根っ子にある

大事なもの。

Rioが、
1幕のセキジリアと
ちゃんと、きちんと演じ分けていて、
なんかすごく、
その成長を噛みしめた。
小さなキューピッドたち。

あーきたきた (笑)。

ほんと、ひょこひょこ、ひょこひょこ、しててね。

可愛いったらありゃしない (笑)。


監督にまで慣ついて、
すっごいフレンドリーで、
すっごいフランクに話しかけたりして、
監督、ちょびちょび話しかけて、すみません。

本当に可愛い子たち。

キューピッド。


この役は、2幕を象徴する
とても大きな役です。

可愛いだけじゃ、だめ。

強くならなきゃ、踊れないよ。

それを、


言葉じゃなく、伝えたかった。
今回の舞台で、
私が一番伸びしろを感じたのは、

Yotsuba。あなたです。
森の中に消え入りそうな、
儚く
幻のような

そんな2人の姿は、
切ないくらいだったな。
森の女王。


Remonには、どんぴしゃな役だったと思う。
第1回目の発表会のとき、

森林の衣裳に身を包み、
はにかんでいたあなたが、
同じ緑の衣裳でこんなに
知的で
厳格で
華麗で

娘がウエディングドレスを着たときのような眼差しで、
あなたを見てました。

森林の精を
可愛らしく踊っていたあの頃から
先生は、
こんなあなたの後ろ姿を夢に描いていたよ。
ドルシネア。

初期の頃は、
ものっすごいフワフワしたドルシネアでした 笑。


Ibuki、
夜中にやり取りしたメールを覚えてる?

先生はあのメールを、泣きながら打ったっけ。

あの日から、
あなたのドルシネアがどんどん変わっていきました。
「夢の場」は、
浮遊感に満ち溢れた世界です。
でもね、
このバレエ特有の「浮遊感」は、
地に足の着いた人にしか出せません。

2幕コーダ。
2人のジャンプが、地に足ついてて、頼もしかったな。

地に足が着くジャンプ、
地に足の着いた浮遊感、なんて
言葉にすると矛盾しているようだけど
相反するものが調和して成立することもあります。
精神と肉体と思考がシンクロするとき、って言ったらいいのかな。
バレエが教えてくれることは、とても深いです。
胸に抱いて、
将来を切り拓いてね。
夢から醒めたように、
私たちの「夢の場」は、
手を伸ばしたら、消えてしまった。


切ないくらいに儚く、刹那的な、
美しい「夢の場」を創りたかった。


そんな一瞬を
誰かの記憶に残すことができたら、
それだけでいい。

私は、やっぱり

この「夢の場」が

大好きです。
この「夢の場」を
創り上げてくれた2幕のみんな、






ありがとう。
次は、
ついに最後になっちゃったな・・
3幕のみなさん、

スタンバイ、よろしいでしょうか。


