やりやすさとやりにくさ – マキ・エコール・ド・バレエ

マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2013/06/05やりやすさとやりにくさ

こっちはやりやすい
こっちはやりにくい
誰にでもありますね
人間の身体は左右対称が理想的ですが
右利き
左利き
「利き」がある時点で
すでに左右は非対称です
もし完全なる左右対称が存在するなら
左手でも右手と同じように上手に字が書けるはずだし
バックをどちらの手でも違和感なく持てるはず
ピルエットも右回りだろうが左回りだろうが関係なく同じクオリティで回れるはずだし
左足から始まるアレグロもさらっとできるはず
大概の人は
脚も右足で何かをする方が得意です(逆の人もいるけどね)
右足で何かをするということは
左足で軸がとりやすいのです
ということは
腹斜筋や腹直筋も軸足側の左の方が強くて
右側が弱いわけです(利きが反対の人は逆側だよ)
若かりし頃
レッスン中はよく
「右専門になるな!」と怒鳴られたもんです(苦笑)
そりゃそうです
舞台に立てば
下手(しもて)上手(かみて)があり
シンメトリーなフォーメーションだったら
板付きから最後のポーズまで
すべて左脚でこなさなくてはならないこともあります
「私は苦手な脚で頑張ってます」なんて張り紙を背中にくっつけて踊れませんよね(笑)
それに、観ている人にそういうことすら感じさせてはいけないのです
それが舞台というものです
利きがあるが故の
歪みや不均衡
これを直そうとして発生してしまうのが
「癖」です
身体は連鎖して動きますから
骨や筋を単独で使うということは不可能で
いろんな箇所が影響しあいながら連動して動きます
まずは癖を知ることから
そしてその癖の大元を知ることが大事です
私にも身体の悪い癖があります
そのために昔から疲れが腰にたまりやすいです
でも私の場合
腰そのものに悪い癖があるわけではなく
胸骨に悪い癖があります
肋骨でなく胸骨なんです
私の場合
胸骨さえコントロールできれば
肋骨、肩甲帯が安定し
肋骨、肩甲帯が安定すれば
広背筋のスイッチが入って
骨盤は正しい位置に導かれます
骨盤が正しい位置に導かれると
腸腰筋が機能して
上体が上がるわけです
「引き上げ、引き上げ」と躍起になるだけじゃなく
自分自身の「癖矯正スイッチ」がどこにあるかを
まず探ること
そして癖は
なかなか自分で矯正することが難しいです
無意識にやってしまうことが癖なので
ここは私はプロの目に厳しく見てもらい
フィードバックをいただきます
そして私の左足はとても素直でいい子ですが
右足は頑固でクセモノです(笑)
自分の身体を知ることって
とても大事です
なかなか自分の身体を知っている人って
少ないのかもしれません
いつも一緒にいるはずの身体なのにね

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