鏡に対して
バーをどのように配置するか
鏡に対して平行に置くのか
垂直に置くのか
ちゃんと意味があります
初歩のクラスでは
垂直
ある程度レベルが上がってきたら
平行
バレエは
自分自身をいかに立体的に見せるか
とても大事ですよね
立体的に作り上げるために
エポールマン
が、あるわけです
エポールマンとは
「身体の向き」と「顔の向き」のコーディネーション(調和)です
今日からバレエ始めまーす!
という生徒にはまだ
エポールマンを要求することはできません
数回レッスンしたくらいでは
エポールマンはつきません
「バレエを教える」ということは
大切な生徒たちに「段階を踏ませる」ということ
いきなり10を求めない
1から身体を通して経験し、理解していくのが
結局は一番の近道なのです
こうした「見せ方」を習得するためには
時間がかかります
でも時間をかけて習得したものは
一度手に入れると、なくてはならない存在になります
「踊る」=「立体追求」
が、当たり前になって
そうやって
「バレエらしさ」
「優雅さ」
「凛々しさ」
その人の踊りの中に出てくるのです
鏡とバーが垂直に配置されるということは
身体はアン・ファス(正面)をとります(片手をバーに置いた状態で)
自分自身を正面から見るわけです
ここで要注意なのは
鏡の中の自分と、ずっと目を合わせるような癖をつけてはいけません
鏡の中の自分とずっと目が合ってるうちは
意識は身体へと向けられていません
アン・ファスでやるべきことは
第一にセンタリングと引き上げ
そして手の動きと足の動きの調和です
足の動きと手の動きに一体感が出てきたら
ここでようやく
エポールマンの出番です!
バーと鏡は、平行に配置されると
軸はよりタイトに使われ(正しく立っていればですよ)
肩越しに顔がつくことが自然になっていきます
こういうことが
自分の中でどんどん、どんどん自然になっていって
いざ舞台!となったとき
鏡のない
大きな空間の中でも
自身を立体的に見せることができるようになります
上達のヒントは
「肩越しの景色」です


