
Yuiは「祈り」のメンバーではないのですが

私が「祈り」の子たちを見ているときでも
「祈り」の子たちへの言葉がけを自分への言葉がけのように受け取って
スタジオの片隅で一緒になって動いています。
Yuiは
私に見られているとは思っていないでしょう。
でも、先生は見てます。
視野に入っているものはすべて、見えています。
こういうことって
何でもないことのようですがすごく大事な部分で
そしてまた
誰もができることではありません(残念ながら)。
バレエのレッスンって、
いろ~んな要求をされますよね。しかもいっぺんに(笑)。
もっとここをこうして、とか
ここをああして、とか。
もっとこんなふうに、とか
あんなふうに、とか。
ここはこうしなきゃだめ、
こうじゃなくてこう、とか(笑)。
何度も同じこと言われるし。
同じこと繰り返しやらされるし。
それが、レッスンなんです。
名指しで言われたことを受け取るのは当然。
私、できるだけ名指しでの声かけできるように心がけてますが
名指し嫌がる人もいるかもしれないけど、
声がかからなくなったら終わりです。
レッスンって、そういうものです。
じゃあ、自分以外の人への言葉がけを「自分には関係ない」と取るか
「自分にも同じことが言えるな」と取るか。
これだけでも
レッスンへのスタンスとしては、大きな差があります。
「スタンス」は目には見えないけれど
この目に見えない「スタンス」こそ
見える部分にあからさまに出てくるんです。
言われないと動かない
言われたことしかしない
ボーっと聞いている
聞く気すらなく、まったく関係ないことをしている
自分には関係ないと聞き流す
これらも、視野で見渡せば一目瞭然でわかります。
これは年齢に関係なく
子どもでも大人でも同じです。
グループ指導をしているとき、
ピンポイントで見ているだけじゃ、グループ指導になりません。
だから視野に入れて
視野で捉えて
視野で見渡す。
その中でズームインしたり、ズームアウトしたり
フォーカスあてたりしていくわけです。
レッスンへのスタンスは
見られていないような部分にこそ
見えるな~って、いつも思います。
「視界」とは、入ってくるもの。
「視野」とは、入れるもの。
目と目が合ってる時だけ、じゃないよ。



