12月14日の記事 – マキ・エコール・ド・バレエ

マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2013/12/1412月14日の記事

悪夢の合同レッスンから1週間。
それぞれのクラスで、プリンセスの全メンバーと顔を合わせた今週。
どのクラスも年齢が小さいクラスですが、
私はどのクラスでも、
本気で話をすることから始めました。
作品の進捗が思うように捗っていない時、
1分でも長く練習時間が欲しいところです。
私も、そうしたい気持ちもありましたが、
生徒たちと話をする時間を優先して設けました。
目には見えないけど、話すことで生まれてくるものもある。
ただ闇雲に踊らせることだけが、バレエではないと私は思っています。
子どもたちも皆、全部解っていました。
解っているのです。
私が伝えたいことも、自分たちの踊りがどれだけひどかったかも。
それではダメだということも。そのために何をしなければならないかも。
みんな解っているのです。
私の可愛い生徒たちです。
目を見て、腹を割って、お話ししました。
私はみんなの先生だけど、
かっこ悪いところも、弱いところも、ダメなところも、全部見せたっていい。そう思っています。
一緒に笑って、一緒に泣いて。一緒に突っ走ったり、一緒に立ち止まったり。
それでいいと思っています。
今回、こうしてお話しの場を設けたクラスは5クラスありました。
5クラス中、5クラスとも、
私が話を始めるときは、スタジオに静寂が走りました。
ししおどしの「カコーン」って音が、聞こえてくるんじゃないかと思うほどの静寂でした。
幼児のクラスに静寂が走ったときは、正直驚きました。
普通ではあり得ない光景だからです。
でも全員、1番アンバーでキリッと立ち、私の方を見ていました。
この子たちはできる!強くそう思わせてくれた一瞬でした。
中には、涙をポロポロしながら、真っ直ぐな目で、私の話を聴いてくれていた生徒もいます。
それは、悔しい涙だったかもしれない。
悲しい涙だったかもしれない。
ワーッと溢れ出た行き場のない感情の涙だったかもしれない。
でも先生は、
その涙を絶対に嬉しい涙に、やりきった笑顔に、
変えてみせます。
30人で踊るというのは、簡単なことではありません。
ましてや、この30人は、毎回同じクラスでレッスンをしているわけではなく、
別々に練習していることを合わせるからです。
私の要求も、年齢以上のことを要求していると思います。
できる。
大丈夫。
あきらめない。
私自身も、私自身にそう声掛けをして取り組んでいます。
やはり踊りは、動きに気持ちが乗っかっていないとダメです。
「ただの動き」は何も伝えません。
「気持ち」を、「意志」を、「想い」を、「プロセス」を、
「動き」に乗せて、「型」に乗せて発信するのです。
それでこそ舞踊なのです。
「心」を持たなくてはね。何事もそうだけれど。
たぶん本番を終えるその時まで、
油断はできないし、
私は鬼でいると思います。
これまでも、甘いレッスンをしてきたつもりはありませんが、
今まで以上に、ここまで厳しくやらなきゃダメなんだ、という感触を感じています。
叫びまくりですicon10
黙っているときは、「仁王立ち」ですicon10
見守っている顔は、間違いなく険しいと思いますicon10
でもそれでも、
この子たちと一緒に、
この「プリンセス・ストーリーズ」に向き合っていきます。
みなさんには、とんだ「杉本ドタバタ劇場」をお見せしてお恥ずかしい限りですがicon11
この「杉本ドタバタ劇場」が、ロングランにならないことを祈っていてくださいface15
今回の子どもたちの姿の向こう側に、
お母さま達の姿も見えました。
「先生の話をちゃんと聴いて。」
「先生をちゃんと見てレッスンして。」
「がんばればできるよ!」
各ご家庭で、さまざまな声掛けをしてくださっていたんだと思います。
そんな光景を、子どもたちの向こう側に見れて嬉しかったです。
いつも、ありがとうございます。

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