私の恩師は
ロシア人です
はじめてこの先生のレッスンを受けた時
私は恐れ多くも、ロシア語の
「こんにちは」 (Здравствуйте!)
「さようなら」 (До свидания)
「ありがとう」 (спасибо)
この3つしか知りませんでした・・・
これまた先生も
日本語はよくわからず・・・
だけど
言葉がなくても
バレエでつながっていることができました
私たちの共有する空間は
それでも成り立っていたのです
身体表現ってすごいね
今だったら
こんなチャレンジャーなことは、とてもできないけど
若さだけで
突っ走っていた頃だったので
意外に平気でした(笑)
バレエ用語
たとえば「プリエ」とか「タンジュ」とか
これは世界共通
中国でレッスンを受けたとしても
アメリカでレッスン受けたとしても
世界中
どこに行っても「プリエ」は「プリエ」
「タンジュ」は「タンジュ」
但し
足のポジション1番2番・・4番5番や
脚の方向、前・横・後
カウントの数え方などは
その国の言葉です。
日本なら「5番」
英語圏なら「Fifth Position」
ロシア語だと「пятый(ピャートィ)」
カウントも
日本なら「1と2と3・・」
英語圏は「One and Two and Three・・・」
ロシアは「Рáз и двá и три・・・」
レッスンの時
繰り返し耳に入ってくる言葉は
不思議と自然にわかるようになっていって
「プローハ!」って言ってる時
先生はいつもしかめっ面をしているから
きっと私のできていないことを指摘しているんだろうな・・とか
「ハラショー!」って言ってる時は
いつも笑っているから褒めてくれたのかな・・とか
そんな風にロシア語とは
常に体当たりでした
ただ、私の弱点は
耳からのみ、のロシア語なので
読み書きが苦手
そして
ロシア語一般を理解しているわけじゃなく
レッスンの中で困らない程度
あの頃、
もっと言語にどん欲になっていれば・・って思ったりします
でもあの時はあの時で
先生のクラスについていくのが
必死だったんだよね・・
もう一度
あの頃に戻ってみたい


