仙女の黒いマントは、
マントの存在感そのものも
とても重厚だったわけだけど、

実際のマントもとても重厚で贅沢な布遣いをしていて、
扱いは想像していた以上に難しかった。

正体を隠す=下に着ている衣裳を隠すためのマントだけど、
隠したいがゆえに布を引きずりすぎると
足元で布がもたついて歩けなくなってしまって、
身動きがとれなくなってしまう。
なのに舞台上を歩き回らなくてはならないし。

正体がバレないようにフードを深くかぶると、
前が見えなくなっちゃう。

マントの下には
ステッキを持っていたり、オルゴールを持っていたり、
両手の自由も制限されてしまって、
ほんとに悩ましいマントでしたが


その悩ましさを感じさせない立ち居振る舞いが

仙女の課題でもありました。


