今年の夏も
たくさんの素晴らしい舞台が
目の前に拡がり
たくさん感じた夏でした。
和太鼓のエネルギー。魂の響き。
有馬えり子先生の偉大さ。
芙二三枝子先生のスタジオに溢れていた歴史。
小林紀子先生の、道のりと継続と功績。
ゆい先生という、人間の大きさ。
ドラクエの舞台化という、発想力と実現力。
舞台は、良ければ良いほど
素晴らしければ素晴らしいほど
心打たれるのは
その舞台の規模ではなく
きらびやかな衣裳でもなく
申し分ない容姿やテクニックでもなく
最新の舞台装置でも
舞台セットでもなく
それらの向こう側にある
マンパワー
私はこの
マンパワーにズキュンと撃たれます。
人の決断や意志
想い
愛情や情熱
努力や道のり
苦悩や厳しさ
優しさ、温かさ
この先
どんなにIT化が進んだとしても
それはあくまでも手段にすぎず、
舞台の根底にある
このアナログな部分は
絶対に消えることはないと思う。
人の心を打てるのは、
その、心だけです。
私は
そんなことを伝えたくて
バレエを選んできたのかもしれないな。
こんな時代
だからこそ
そんなことを伝えられたら
嬉しいな。
バレエの向こう側にあるもの。
だから舞台が好き。



