舞台芸術 – マキ・エコール・ド・バレエ

マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2016/05/19舞台芸術

「もう1回観たいです」
「もっと観ていたかった」
「あっという間でした」

先日の発表会
ご来場いただいたみなさんからは、
そんなお言葉をたくさん頂戴しました。
心より、ありがとうございます。
舞台芸術とは、
「舞台あっての客席であり、客席あっての舞台である。」
私は、そう考えます。
一方的に発信するだけ、ではダメで
ちゃんと受け取ってもらえるように、努めなくては。

「もうちょっと観ていたい」
「もっと観たかった」
こうしたお言葉の数々は、
本当に美味しいものを少しだけいただいたときも、
「あともうちょっと食べたいな」
「もっと食べたかったな」
私たちも同じように、思うことだと思います。
私は、舞台を創るにあたって、心がけていることがあります。
それは、
「お客様を、お腹いっぱいにして帰してはいけない」
ということ。
「腹八分目」という言葉があるけれど、
この七、八分目くらいがスマートなのです。
例えば、
食べ放題・飲み放題でガッツリ食べるのもいいけれど、
特別な日は、
本当に美味しいものを少しだけ、雰囲気と一緒に味わいたい。
そう、思いませんか?
私は、生徒たちのための発表会は、特別な日だと思っています。
だから、雰囲気もエネルギーも余韻も全部、
演出したいのです。
3時間・4時間の発表会をやったとしましょうか。
(3時間・4時間・5時間の発表会、普通に存在します。)
客席は間違いなく、あからさまに崩壊していきますicon11
途中で出る人・途中から入る人、客席の出入りが目立つ
客席で私語が始まる
あくびをしながら観る
寝る・・・
( ̄ー ̄)・・・チーン
ワタクシ、、、
こういう客席を、、、、、
想像しただけで、、、、、、、、
発狂icon05  Σ(゚∇゚;) !!
パニックicon52 Σ(゚∇゚;) ェェエエエ工工工工!!
血管切れるicon34 工工エエェェ ((゚∇゚;ノ)ノ ェェエエ工工
私は、節度のある客席を望みます。
こちらも、
相当な集中力とエネルギーで臨むわけです。





客席側のレベルも引き上げなければなりません。
出演者やスタッフ、内部のお手伝いをしてくださるお母さまたちに対しては、
統率を図ることができます。
でも客席って、手綱をとることが難しい。
来たい人が来て、観たいように観ていくわけですから当然です。
でもその難しい領域を、
何とかこちら側に吸い込んでいかなくてはなりません。

いつも苦労するところであり、
いつも挑戦するところであり、
いつも課題となるところです。
舞台と客席が一体化しなければ、本当の意味で成功したとは言えません。
だから、
もっと観たかった、とか
もう1回観たい、とか
そういうお言葉は、最高の褒め言葉です。
あっという間、と感じていただけるのも。
こちらに入り込んで観てくれていたってことだから。
私たち舞台側はもちろんのこと、
客席側にも同じレベルの集中力を求め、
そこに的を絞ります。
ダラダラと長時間上演しない。
作品は、量より質でバシッと魅せる。
これは、第1回のときから貫いています。
で、
もっと観たい、もう1回観たいと言ってもらえたからといって、
それを真に受けて
もう1回やってはいけないのです(笑)。
そう言っていただけるのが、華だということ。
ここで本当にもう1回やっちゃったら、
お客様のお腹はいっぱいになっちゃいます(笑)。
お客様って、わ・が・ま・ま(笑)161
私たちにとっても、
「もう1回」は存在しないわけで。
「その1回」に
「その1回」だからこそ、の価値があります。
それは決してもったいぶっているわけではなく、
私たちは、
その「1回」に賭けて、
その「1回」を翔けているのです。
舞台とはそういうものです。
私たちは、
その「1回」を想い、
その「1回」を追いかけ、
その「1回」に昇華していく。
それでこそ、「舞台芸術」なのです。
生徒たちをただ舞台に乗せるだけでは、
お遊戯だかバレエだかよくわからないものをやるだけでは、
ヒラヒラした衣裳を着ただけで自己満足しているだけでは、
舞台芸術にはならないのです。
私は、
私を舞台人として育ててくれた「舞台」に敬意をもって、
舞台という聖域に、
舞台芸術の世界に、
生徒たちを、
生徒たちのエモーションを連れて行けるよう、
邁進していきたいです。

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