どんな業務をしていても思うけど
世の中がどんなに便利になったとしても
最後の最後は
アナログ的な作業に落ち着くんだと思います。(私はそうです)
ボタンひとつで、とか
ロボットが、とか
PCさえあれば、とか
アプリ、だ
スマホ、だ
確かにそれらは便利で
それらに頼ることももちろんあるんだけど
でも結局のところ最後は
人間の目
人間の五感
人間の勘
人間の感性
人間の想像力
やっぱりここなのだよな~、と。
衣裳に関しても、
今では画面上でいろんなことができるようになりましたが
それでもやっぱり私は
一度紙に印刷して
それらを並べて
バランスを見て
あーやっぱりこっちかな
あーここはこっちかな
こうかな
ああかな
曲順と並行して考えます。

うちのスタジオは、衣裳すべてレンタルなので、
レンタルである以上、数に限りがあり、「先約」というものが存在します。
なので、衣裳に関しては昔っから「スピード命」でやってまして(笑)。
本番のすべての衣裳、もう決定し、押さえてます(笑)。
(↑早っ
といろんな先生方から言われます・・笑。)
私ね、残った衣裳の中から、
しょうがなく選ぶのイヤなんです。
意志で決めたもの以外は、着たくないし、着せたくない。
衣裳は
1着1着に
可愛いっ!
素敵っ!
そうそうっ!
これこれっ!
こんな感じっ!
そう素直に思えることももちろん大切にしているんだけど
全体を動かすとなると
それだけ、ではだめで
その衣裳が作品のテーマに沿ってるか
舞台全体の色彩はどうか
形や色に偏りはないか
無地ばっかりじゃないか
柄ものばっかりじゃないか
前後で同じ色がかぶってないか
メンバーにふさわしいサイズ展開があるのか
前回と似たような衣裳になっちゃってる生徒はいないか
いろんなアンテナを張り巡らせて
決定していきます。
曲から決まるものもあれば
振付が先行して決まっていくものもあるし
衣裳から決まっていくものもあります。
何百もの衣裳を見ていると
イメージの中で
みんなの笑顔がワーッと拡がっていくものがあって。
衣裳も、人が創ったもの。
だからこんなにパワーがある。
衣裳の力ってスゴイよ。
だから着る人は、
それ以上のパワーで臨まなくてはね。
衣裳に「着られる」のではなく
あなたたちが
衣裳を「着る」のですよ。

受動態ではダメ。
能動的に!


