足首の強度が物足りないと感じる時って、どんな時でしょう?
・ルルベでつま先重心に立つ時
・ルルベでつま先重心に立ち切ってから、バランスをキープする時
・ピケで床を刺すように立つ時
・ポアントタンジュでつま先を伸ばそうとするけど伸び切らない時
・ジャンプの踏切り
・・・など、いろんなシーンが想像できます
上に挙げたもの↑はすべて
足首だけに問題があるわけじゃなく
(もちろんに足首に何の問題もないというわけでもなく)
足首の使い方にも改善の余地はあるけれど
足首以外に視点を向けて修正をかけていくといいんじゃないかな、と思います
ルルベとひと言に言っても
1番、2番、4番、5番とあります
まず骨盤の位置、上体引き上げの強度、体幹、重心、筋の等尺性収縮、センタリングなど
いろんな要因が考えられます
ピケに問題があるのなら
タンリエを徹底的に強化し重心の移動に強くなることとか
踏切りの問題は
プリエそのものを見直して改善する必要がありますね
タンジュで伸び切らないと感じるなら
足首以外に足底筋の強化も必要だろうし
軸足側にも問題があるでしょう
ご質問をくれた生徒さんにも聞いてみました
どんな時にそれを感じるのか。
特に感じるのは
2番ルルベ
アラスゴンドタンジュ
どちらも横方向への動きですね
横方向が弱いかな・・って、
それに気がついた
大きい一歩だと思います
自分を知るために
自分自身を分析することは大事です
どちらも
まずターンアウトを見直す必要があると思います
本当に股関節からまわせているのか
股・膝・足首のラインが揃っているのか
引き上げはどうか
内ももへの意識はどうか
アラスゴンドタンジュに関しても
脚を出している方向が
舞踊解剖学的にみて正しいかどうか
軸足は機能しているか
上体から下肢へのアライメントも
探ってみるといろんな発見があるから
常に鏡の中の自分と向き合っていくと良いと思います
指導法の観点から言うと
こんなふうにいろんな要因を上げられるのですが
バレエは理論や指導法だけでは語り尽くせませんし、成立しません
この中のひとつを糸口にして
そこから身体感覚を拡げて研ぎ澄ませていく
入口はひとつだったとしても
身体はすべてつながっていますから
そこから掴めること、得られること、感じること、考えること・・・
そうやって表現されていくのがバレエだと思います
簡単に手に入ったものは、簡単に手放してしまう
バレエって
なかなか手に入らない身体的なことがたくさん詰まってて
身体的な部分を求めて精神的にも追いついていくようなところがあります
そしてそれが
魅力なんだと。
私もまだまだ
バレエを追いかけて
学んでいる身です
みんなと同じです
学ぶって
有り難くて、幸せなことですね

追伸)足首って、こんな複雑な構造なんだよ↑


