ドン・キホーテ 第3幕
「結婚の場」
バトンは、

再び、Hanaの元へ。

Hana。

最後まで、

あなたの色で、咲かせてね。
ボレロ。


そして、ファンダンゴ。


2幕からはガラッと空気を変え、
お祝いの舞で、
ワーッと華やかな幕開けをするのが、3幕です。
今回、
大人のみなさんは、


待っているときの楽屋での在り方というか、
待っている間の空気の保ち方、
これが一番の課題だったと言ってもいいと思います。
待ち時間が長いっていうのは、
難しいです。
本当に難しい。

場当たり、
最終リハ、
ゲネ、

私は客席から指揮をとっているとき、
出てきた瞬間に、
板に付いた瞬間に、
舞台裏でどんな過ごし方をしていたか、
一発でわかります。
わかってしまいます。
わかっちゃうんだな。
そのくらい、見えないときって大事で。
舞台って、ほんとに不思議な空間だよね。
見えないときが、見えてしまうんだから。

大人のグループには
そんな、目に見えないところにこそ、
何かを見つけてほしいな、と
思いながらやってきました。

それが舞台というもの、だからです。
振りを覚える、とか
フォーメーションを綺麗に、とか

それはそれで大事なことですが、
踊りに向かうスタンスとして
もうひとつ上に行ってほしい。

そんなふうに思いながら、
やってました。
終わってみて、
踊りじゃないところにも、見出せる何かがあるのなら、

それが今回のドンキの、

成果だと思います。
3幕友人

1幕は結構自由にやってもらいましたが、
3幕
そうは問屋が卸しませんぞ
笑。

この、
3幕友人の第2Va.には、
テクニカルな要素がたくさん詰まっています。

だから、
敢えてこの子たちに選んだVa.です。

まだまだ、発展途上にあるこの子たち。
課題も多いです。

でも、
だからこそ、
このVa.を皮切りに引っ張り出したい技術面があります。

だからこのVa.は、
「本番で踊ったVa.」で済まさず、
この先に繋げるためのVa.だと思って受け取ってね。
両手いっぱいに抱えて、
温めてきた、
第4回発表会。

創作期間中は、
いつも
いろんな自分が顔を出します。
もっとラクしよーよー
適当でいいっしょー
大変だからやめちゃいなよー
投げちゃえばいいじゃーん
ムリっしょー
ムリムリ
いつもそうして、ちゃらんぽらんなことばっかり言う
「弱マキ」
やるって言ったのも
やるって決めたのも
あんたでしょ
言ったことには責任持てっ
それでも先生かっ
ちゃらんぽらんな弱マキに言い返してくれるのは
「強マキ」
半狂乱になったときには
弱マキ
強マキ
どちらの言い分も聞いてくれる
そうだよねー
うんうん、わかるよー
「中立マッキー」 笑。
ほんと、逃げたくなるほどの重症なとき、
覚悟が足りんのじゃ、ボケー
言い訳すんなっ
出直して来いっ
もうそんなんじゃ、教室畳めっ
今すぐに畳めっ
容赦なく出てくるのは最高峰の「爆マキ」 笑。
逃亡計画は、この爆マキが断固阻止
笑。
本当にいろんな自分が出てきて
いったい私は何者なんだろうか・・と思うときもあります。
でも、
どれも自分自身であり、
そんな、
多面的な自分自身の
どの面を選んで進むのか、
それを決めているのが本当の自分なのかもしれません。
私は、
良くも悪くも、
他者との比較にあまり興味がなく、
バレエに関しては特に、
創りたい景色が浮かび、
創りたい世界が湧き、
ただただ、そこに向かっていきたいという気持ちが強いです。
この舞踊の世界は、
上を見上げれば果てしなく、
今の私には到底手の届かない場所や
あともうちょっとで手が届きそうな場所、
自分がどんなポジションを築き、
こんな私について来てくれる生徒たちを連れて
どの領域を目指すのか、
人前でバレエを伝えるということは、
そういうことだと思っています。
バレエに憧れ、
バレエに夢見て
夢中になってバレエを追いかけて、
バレエに臨み、
バレエに挑み、
でも、みんながプロになれるのかといえば
そんな甘い世界でもなく、
日本全国、世界中、
ほとんどの子どもたちが
バレエを
習い事のひとつとして
通過していくのだと思います。
通過していくとき、
生徒たちと一緒に過ごす「時間」というものがあって、
私はこの「時間」を
とても尊いと思っています。
この、過ごす「時間」の中で、
習い事の
「たかが」バレエを
「されど」バレエに
私は、していきたい。
それが、
私がこの教室を立ち上げた
原点です。
この原点から、

また次に向かって出発します。
マキ・エコール・ド・バレエ
第4回発表会「ドン・キホーテ」

今までで、
いっちばんキツかったけど、
いっちばん楽しかったです!
ありがとうございました。
杉本麻紀
カテゴリー: 発表会
2018/05/09第2部 ドン・キホーテ ③
2018/05/06第2部 ドン・キホーテ ②
ドン・キホーテ 第2幕
「夢の場」
2幕は、
前日の最終リハから
私の中の
ハザードランプが、ピーカン ピーカン

緊急事態発生
前日に来て、
YotsubaとKahoの発熱。。。
しかも、結構な高熱です。。。

真冬の、
インフルエンザ大流行のあの時期でさえ
休まず元気に来ていた子たち。
でもね、子どもの熱ってそういうものですね。
突然です。
なんで・・・(T_T)
よりによって・・・(T_T)
って思いますが、
そういうとき
だからこそ、
照準を本番時間に合わせる!
かなりのピンポイントで合わせる!
大丈夫。
YotsubaもKahoも、マキっ子だから。
根拠はないけど、なぜかそう思えた前日の帰り道。
そんな状況の中、迎えた「第2幕」

いろんな意味で、
良くも悪くも
泣きながら創った、2幕でした。
2幕に教わったことは、大きいなぁ。
ドンキやるって決めて、
一番はじめに創った、
一番はじめに手掛けたのが、2幕でした。
元々、私が大好きなシーン。
でも、
好きなだけじゃ、創れないでしょ。
っていうのを、
思い知らされた、2幕です。
踊ることと、
創ることは、
次元が別なのだということ、
解っていたつもりだった。
でも、「解る」という次元すら、違ってた。
この、ドンキ第2幕には、
創り手として大切なことを、教わりました。
第1幕から第2幕へ。
バトンは、


この2人に渡ります。
どん帳が上がる前、
2幕メンバーは緊張というより



このドライアイスが気になっちゃってね (笑)。


ドライアイスの効果は、約2分半。


ここ!というときにMAXにもっていくために、

舞台監督はじめ、スタッフの方たちには
確実なタイミングを逆算して出してもらうという、

難しい案件でもありました。
私の中では
絶対的な
必須の

効果演出でした。
森の精霊たち。



一番苦労したのは、
斜め列



でも、
コール・ドで経験するこうした苦労って
必ず活きるんだよね。

コール・ドには、
バレエに大切なものがたくさん詰まってる。
それは、
テクニックとかそういうことじゃなくて、
もっともっと、根っ子にある

大事なもの。

Rioが、
1幕のセキジリアと
ちゃんと、きちんと演じ分けていて、
なんかすごく、
その成長を噛みしめた。
小さなキューピッドたち。

あーきたきた (笑)。

ほんと、ひょこひょこ、ひょこひょこ、しててね。

可愛いったらありゃしない (笑)。


監督にまで慣ついて、
すっごいフレンドリーで、
すっごいフランクに話しかけたりして、
監督、ちょびちょび話しかけて、すみません。

本当に可愛い子たち。

キューピッド。


この役は、2幕を象徴する
とても大きな役です。

可愛いだけじゃ、だめ。

強くならなきゃ、踊れないよ。

それを、


言葉じゃなく、伝えたかった。
今回の舞台で、
私が一番伸びしろを感じたのは、

Yotsuba。あなたです。
森の中に消え入りそうな、
儚く
幻のような

そんな2人の姿は、
切ないくらいだったな。
森の女王。


Remonには、どんぴしゃな役だったと思う。
第1回目の発表会のとき、

森林の衣裳に身を包み、
はにかんでいたあなたが、
同じ緑の衣裳でこんなに
知的で
厳格で
華麗で

娘がウエディングドレスを着たときのような眼差しで、
あなたを見てました。

森林の精を
可愛らしく踊っていたあの頃から
先生は、
こんなあなたの後ろ姿を夢に描いていたよ。
ドルシネア。

初期の頃は、
ものっすごいフワフワしたドルシネアでした 笑。


Ibuki、
夜中にやり取りしたメールを覚えてる?

先生はあのメールを、泣きながら打ったっけ。

あの日から、
あなたのドルシネアがどんどん変わっていきました。
「夢の場」は、
浮遊感に満ち溢れた世界です。
でもね、
このバレエ特有の「浮遊感」は、
地に足の着いた人にしか出せません。

2幕コーダ。
2人のジャンプが、地に足ついてて、頼もしかったな。

地に足が着くジャンプ、
地に足の着いた浮遊感、なんて
言葉にすると矛盾しているようだけど
相反するものが調和して成立することもあります。
精神と肉体と思考がシンクロするとき、って言ったらいいのかな。
バレエが教えてくれることは、とても深いです。
胸に抱いて、
将来を切り拓いてね。
夢から醒めたように、
私たちの「夢の場」は、
手を伸ばしたら、消えてしまった。


切ないくらいに儚く、刹那的な、
美しい「夢の場」を創りたかった。


そんな一瞬を
誰かの記憶に残すことができたら、
それだけでいい。

私は、やっぱり

この「夢の場」が

大好きです。
この「夢の場」を
創り上げてくれた2幕のみんな、






ありがとう。
次は、
ついに最後になっちゃったな・・
3幕のみなさん、

スタンバイ、よろしいでしょうか。
2018/05/04第2部 ドン・キホーテ ①
ドン・キホーテ 第1幕
「バルセロナの場」
どん帳の向こう側では、
その緊張をストレートに表面化する子、






緊張より、ワクワク感のほうが勝って、ニッコニコの子、



どっちも、本音だね。
Rio。

美しい横顔。
この横顔に、確信する。
絶対、華ひらく。
絶対、成功するって。
Hana。

不安に思うことなんて、なんにもない。
ただただ、
あなたの、世界を。
そして、
あなたの、物語を。
ね。
プロローグ。

今回、私が一番泣けたのは、
どん帳が上がる、
その瞬間でした。




どん帳が上がったら、
そこは、




この子たちが創り上げる
ドン・キホーテの世界。




たまらなくなる。

力強く、
美しくて、
潔く、
清らかで。
とても、尊い世界が
目の前に拡がっていくことに。


できるなら、戻りたい。
そんなふうに、思っちゃった。
10月。
あの、1幕召集「特別合同振付」の日に戻りたいなって。


この子たちにとっては、
はじめてとなる「場面描写」。
最初は、心配だった。
振付と描写の違いを、この子たちがどう咀嚼するのか。


そんなの、心配するだけ無駄だったけど(笑)。




可能性なんて、私が決めることじゃない。
この子たちが決めることだ。
そんなふうに思えた、10月のあの日。
いいスタートを切らせてくれたのは、この子たちでした。
セキジリア。


バルセロナの太陽に負けないくらいの笑顔で


このオレンジの衣裳に負けないくらいのパッションで


見事に踊り切った、街娘役。
マタドール。


マタドールってなんじゃらほい
闘牛ってなんじゃらほい
牛と闘う人なんて、
日本じゃまず目にしませんから


イメージという点では、
真っ白からスタートしたどころか、
透明からのスタートでした

自分たちで調べ、見て、考えて、膨らませて、

4人で創り上げた、マタドール。
売り子たち。


この2人の統率力には、
目を見張るものがありました。
今回私は、この2人に空気を預けた。
そして、
この空気を引き受けたのは、紛れもなくこの2人で、
立派に引っ張り、リードしていました。
そうした責任感から生まれる自信というものがあります。
そこを踏まないと、


こういう笑顔は出てきません。
そして、
この段階に来ると
私の太鼓判付きでクラスを進級させることができます。
空気を任せる
空気をまとめる
空気を動かす
空気を誘導する
私がクラス指導において、とても重要視している部分です。
売り子のグループは、
初舞台の子が半数以上。


本人たちももちろんですが、
お母さんたち。
あれよ、あれよという間に巻き込まれていく、
終盤の、
マキ・トルネード (笑)
気づいた時には、有無を言わせず、完全に私のペース。
それに気づいた頃には、
逆流して抜け出すことはすでにもう不可能な状況で(笑)、
もうのまれるしかない!みたいなね。
びっくりしちゃったお母さんもいたと思いますが、
儀式みたいなもんですので、
洗礼として(笑)、受け取ってください。
終わったあとに、
あーなんかよくわかんなかったけど楽しかったなー、って
思ってもらえたら、結果オーライです。
荒っぽい先生で、ごめんね
実際に舞台を踏んでみて初めて、
その子の持つ一面を噛みしめることができる。
舞台には、そんな不思議な力もあります。

Coco。
あなた、本番に強いタイプ (笑)。
これからに期待してるよ!
友人。

この子たちの「素」のキャラクターによく合っていたので、
演技指導皆無(笑)。
「素」のまま送り出した感じです(笑)。



キャラ作りに関しては問題ありませんでしたが、
今回は、
配役のヒエラルキーについて、
自分たちの位置づけや、在り方、
舞台への向き合い方、スタンス、
目に見えない部分についての指導には、
相当な重点を置きました。
泣きながら、話したこともあったね。

喜怒哀楽、全開な先生でごめん。
キトリ。

この世に生を受け、
ご両親からHanaという名をもらい、
わけのわからない年少さんのときに出逢い、
今日まで。

その名の通り、
舞台を舞う華となり、
このキトリという役を全うしました。

このキトリという役が、
あなたの中に力強い足跡を残してくれたら、
その足跡が、
あなたのこの先の人生の中で、
ひょっこり顔を出してくれるようなことがあるのなら、
先生はそれだけで、幸せです。
自分の将来も、
このキトリを演じたように、
一歩ずつ着実に。
自分を信じて、
時に自分を立て直して、
歩いていってほしいと思うよ、Hana。

ゆきえさんの写真に、またやられちゃった (笑)。
私はゆきえさんの写真そのものも好きだけど、
それよりももっと、
その写真の向こう側にある、
彼女の感性や
写真に対するプライドやスタンス
それに恋しています。

毎回、私を唸らせる写真を差し出してくれるゆきえさん。
今回はこんな写真を差し出され、、、
もう、、、、、
困っちゃうくらい好きとか言ってる場合じゃなくて、
好きすぎて狂いそう (笑)。
完全ノックアウト。
1幕 コーダ

1幕メンバー
終始笑顔で、根底から楽しんでましたね。
なんか、内側から出ちゃうあの感じ。
そういう踊りは、自然と観ている人を笑顔にしてくれます。

私たちは、
踊らされてるんじゃない。

私たちは、
何となく踊ってるんじゃない。

私たちは、

踊りたくて踊ってます!
そんな、

パワーあふれる1幕でした。
さぁ、
2幕のみんな。
次はあなたたちの、出番です。
2018/04/30第1部 小品集
さぁ、準備はいい?

行くよっ

本番には、

本番にしかない空気というものがあります。

私は、

その空気がたまらなく好きだ。
始まった。

始まっちゃった。


この空気を存分に、


存分に浴びてきなさい。


やれることは、すべてやったでしょ。


あとは、楽しむだけ。


オープニングにふさわしく。
オープニングのために創った、
敢えて大人数で臨んだ「グランド・マーチ」
小さくもなく、大きくもない年齢帯。
うちはこの中間層の子たちが、ミニオン級に大勢います(笑)。
その存在に、ありがとう。


可愛いのが、いっぱい出てきたでしょ。
ミニオンズみたいに(笑)。


最終リハ、ゲネ、本番、と
誰ひとりステッキを落とさず(ホッ)、
練習期間中は、よく落としました
投げてないときでも落としていました
投げてもないのになんで落とすのっ
どうして落ちるのっ
なんて、言われてた頃が懐かしいね。
うちのスタジオカラー、こんな感じです。

2曲目「ロンド・カプリチオーソ」

初盤のここで、マキ・ワールド第1発目を放ってみました。

ズキューン

でもこれ、まだまだ序の口よ。
うちの可愛い子たちをアピールしておかねば。
3曲目「Green Garden」

木漏れ日の中で踊っているイメージで。

可愛いでしょー

うちの子たちの可愛さを見せつけたかった、3曲目。
ちょっとこのへんでしっとりしておかないとね。
しっとりは大人クラスに任せておけば間違いないね。

4曲目「ノクターン」


浮かび上がるバレエブラン(白いバレエ)で幻想的に。

もーゆきえさん、こういう写真撮るから好き
もー、困っちゃうくらい好き。
はいっ
ここで再び、可愛さアピール


5曲目「ミッキーマウスマーチ」

こんなにキリッとしたKiraraは、
先生、初めて見た気がする(笑)。
レッスンでも見せてよねー
やりゃ~できんじゃーん系の代表格です。
Kirara(笑)。

ミッキーグループの子たちには、
もう先生がどんなにどう頑張っても、
ひっくり返っても、逆立ちしても、死んでも出せない「可愛さ
」を、
この子たちに託しました。
「MI・YA・BI」
「eyes.」
ここからは2曲連続で、
マキワールドを全開に、MAXまで持っていきます。
会場全体をマキワールドに
客席も、巻き込んじゃって
行くよっ
マキビーーーーーーーム
発射
GO
「雅~MI・YA・BI~」





はいっ
もういっちょ
とどめを、さしちゃって
小品集 トリ 「eyes.」



美しく育ったなぁ。
そう思いながら、噛みしめながら、一緒に踊らせてもらいました。


この子たちは、
お手本となる上級生がいないまま、ここで育ちました。
なんせ、
幼児→小学生→中学生→高校生→大人 と、
縦にすべての年齢層が繋がったのは、
この第4回がはじめてのことでした。
上級生がいると、
あー頑張ってやってればこういうふうになれるんだ。って
なんとなくわかりますが、
この子たちはそういう存在がいなかったので、
この先どんなふうになっていくかなんてわかりません。
親御さんも含め、本人たちでさえも、
このスタジオで頑張ったら、
この先生についていったら、
どうなるかなんてわからなかった。


だから私は、
後悔だけはさせまいと
それがものすごい原動力になって、ここまで走って来れたと思っています。

そんなこの子たちと、
一緒に踊れて、嬉しかった。


ありがとう。
マキビームを
ズッキュン、ズッキュン放ちたいだけ放ち、
やりたい放題の第1部小品集、無事終了。
小品は、誰が何と言おうと私の創りたい世界を創る。
何ににもとらわれない。
自由に。
解き放って。
信じてきたことを、開花させる。
そして、ここからは、怒涛の25分休憩。
お客さんたちは、もしかしたら
25分も休憩するの~?なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね
ごめんなさ~い
舞台裏では、この25分の間に繰り広げられる真剣勝負。
衣裳チェンジ
ヘアチェンジ
メイクチェンジ
シューズチェンジ
トイレも忘れずに(笑)
舞台スタッフ、場面転換
そして全員、
心の構えをドンキモードに切り替えよっ
さぁ、次はいよいよ
私たちの
ドン・キホーテ
2018/04/28一週間
一週間は、あっという間ですね。


先週の今頃は、
最終リハの真っ最中。


先生は一週間、お休みもらって、
死んだように寝たり(笑)、
ボケーッとしたり(笑)、
友だちと呑んだくれて終電過ぎたり(笑)、
頭ボッサの、どスッピンで寝っ転がって、
どうでもいいワイドショー見ながら、
へーーーーとか
ほーーーーとか言って、
たまに、
ほんと、どーでもいーわ
とか
甘ったれんな
とか、
テレビに向かってツッコんでみたり、
そんな、夢のようなぐーたら生活を送りました(笑)。
そんな、ぐーたらWEEKでしたが、
お花のお手入れだけはがんばってやってます

だんだん減ってきちゃったけど、まだ綺麗に咲いてるよ
さて
ぐーたら生活も今日でピリオドを打ち、
各クラス、
レベルに合わせたレッスン構成を組み立て、
5月のレッスン待ってます
2018/04/27素朴な疑問
私の友だちにも聞かれたし、
ホワイエで一般のお客さんからも聞かれました。

「先生なのに、なんで前で踊らなかったの?」
eyes.のフォーメーションのことですね。
敢えてそうしました。
立ち位置がどこであろうと、
気を抜かない
自分の踊りをする
前だからいいとか
センターだからがんばるとか
ソロだからとか群舞だからとか
そうじゃなくて

立ち位置がどこであろうと、
気を抜かない
自分の踊りをする
それを、
カラダ張って伝えたかったです。
うちの生徒だけじゃなくて、
客席で観ているかもしれないバレリーナたちにも。
立ち位置って
あんま関係ないよ。
後ろの方で踊っていても目がいく人には目がいくし、
どセンターで踊っていても視線がスルーしちゃう人もいる。
結局、
踊ってる立ち位置が重要なんじゃなくて、
その人のスタンスなのです。
どこで踊っていても、

自分らしく!
ポジションやフォーメーションに、
支配されないこと!
2018/04/26お手紙
みんなからもらったお手紙、

その日の夜に読ませてもらったよ。
前回のときのお手紙が、
泣かされると思いきや、笑わされたので
今回もそうなんじゃないの~と思いながら、
一通一通、読ませてもらったら、
今回のみんなからのお手紙は、前回とは全然違って。
お手紙からも伝わってきた。
みんながこの2年で、
バレエに対してとても真摯になったんだな~ってこと。

だから、
ああいう舞台にできたんだね。
ドンキが、
最後の最後であそこまで昇華するとは、
先生の想像を超えてました。
それがなんでか、
ひとりひとりのお手紙を読んで、解った気がします。
しんみり読んでいたんだけど、
nonnonのお手紙になったときは、
あんまり可愛くて、
クスッって笑えちゃった。

一生懸命、描いてくれたね。
「あんぱんまん」じゃなくて、「あんぱん」って書いてあるのが
可愛くて(笑)。
ありがとね。
高校生からのお手紙。
大学進学のための勉強に専念するために、
この発表会でバレエは一旦区切りを付けて辞めようと思っていた、と書いてありました。
でも、このドンキでバレエがもっともっと好きになって、
もう少しみんなと踊っていたい、ギリギリまで続けたい、と
そう綴られていました。
先生は、
あなたたちとずーっと一緒にやっていけるわけじゃなくて、
いつかそういう日が来ることはわかっているけれど、
いつまで一緒にやれるのかな、なんて考えたくなくて、
聞くのも怖くて、
でも、
このお手紙読んで、
あなたの、その気持ちや想いは、
先生の両手でしっかり受け止めたいなって思うよ、Remon。
私が、前日の日、
お母さんたちと係の打合せをしているとき、
みんなでこれを描いてくれていたんだって。
















周りに貼ってあるシールや、
ここかしこに描いてあるイラストが面白くて、
あーこれグランドマーチで使ったマスキングでしょーとか(笑)
グランドマーチの衣裳のイラストがやたら多くて、
グランドマーチの人口の多さを感じてみたり(笑)
LOVEとLIKEが連呼されていて、
いったいどっちやねんと思ってみたり(笑)
こっちは、ツッコミどころ満載でした

うちの子たちはとにかく愉快です。
愉快すぎて、不意を突かれることが多々あります(笑)。

みんな
お手紙、ありがとう!
2018/04/25キトリ
当日午前のゲネプロで、
1幕キトリの連続ターン。
思うようにいかなくてテンション急降下だったHana

その、
急降下したテンションのまま登場した
第1幕・コーダ(ゲネ)
キトリとはかけ離れたHanaの姿に
大丈夫かなぁ・・と心配になりました。
笑顔が、まったくない。
発信を、していない。
だから当然、表現になっていない。
休憩中、楽屋に行ってみたら案の定、
悔しくて泣きじゃくっていたHana
本番まであと数時間。
立て直せるだろうか・・
こういうときって、
「Hanaなら大丈夫だよ」
「頑張って」
なんて、平べったい言葉を並べるのは絶対タブーで
そんな気休め程度の言葉は
まったく響かないし、刺さらないし、
そんな言葉なら、かけないほうがマシとすら思います。
失敗は焦りに変換されるのです。
それが痛いほどよく解ります。
たぶん、
ゲネ1幕でのHanaのターンは、
バレエをあまり知らない人から見たら、
いったいなんの、どこが失敗だったのかわからないくらいだったかもしれませんが、
私たち踊り手には、
自分の納得いくターンと、納得がいかないターンがあります。
踏み込み、引き上げ、キレ、速さ、タイミング、
スムーズさ、音との調和、次の動きとのつなぎ。
ターンがうまくいかなかった原因、
「重心がかなり後ろだったからだよ。」と、
私は技術的なことだけをキッパリ明確に言い渡し、
あとはHanaの精神力を信じることしかできませんでした。
キトリを踊るということの心の構えは
ずっと指導し続けてきたし、
Hanaなりにキトリを研究し、理解し、解釈し、
ここまで来ました。
キトリの役割、キトリの位置づけ、キトリというキャラクター、
Hanaだって、それは解ってて。
自分でも立て直したくって。
私は黙って見守ることしかできませんでしたが、
本番。
午前中の沈んだキトリから、
みんなを笑顔にできるキトリへ。
ガラッと変身して登場したHanaの姿。

キトリでした。
眩しかったな~。
あとから聞きましたが、
Hanaのテンションがどん底にあるとき、
セキジリアの子たちが数人、楽屋に遊びに来たそうです。
そこで、どんなやり取りがあったのかは
私にはわかりませんが、
Hana曰く、
「セキジリアの子たちのおかげで吹っ切れた」そうです。
人と人って、
やっぱりすごい力を持っているよね。
そういうのって、
AIとかスマホとかには絶対できないことで、
そういうアナログな部分って、いざという時はほんとに強いです。
Hanaにはずっと
全体を引っ張るということはどういうことなのかを考えるように
指導してきました。
素のHanaは、
そんなにグイグイ人を引っ張っていく性格ではないですが、
どん帳が開いて、
プロローグ。
1幕オープニングメンバー全員でのフリーズのポーズ。
フリーズなので、動きはまったくありません。
でもこのフリーズ。
自分が発信している空気には責任を持ちなさい、と
これは全員に、ずっと言い続けてきた部分です。
ポーズだけで、動きがないからラク?
いやいや、動きのないところで表現することほど難しいことはないと思います。
それに、
自分が責任をもって発信するその空気で、
Hanaは尚且つ全体を包み込んでいないといけません。
暗転から、照明がパッとついたその瞬間に
黒紗幕の向こう側にバルセロナの日常を切り取った場面を創ります。
ここで、ここから始まるドンキのすべてが決まるといってもいいくらい、
大事な一瞬。
キトリだった。
Hanaがそこにいた、というより
キトリがそこにいました。
そこにいたキトリはちゃんとみんなを引っ張っていたし、
みんなもちゃんとキトリについていっていました。
うちのキトリは、

Hanaで間違いなかったな。
本番という最後の最後で
強く頷くことができた瞬間でした。
役は、大きければ大きいほど
もらったときは嬉しいけど、
その嬉しさと同じくらい、もしくはそれ以上の
重圧も一緒に背負うことになります。
役になりきる、なんて言葉で言うのは簡単でも、
実際やってみると
その役に呑みこまれてしまって、踊れなくなってしまうこともあるのです。
結局のところ、
その役にふさわしい自分、というものを
見出せるかどうか。
役に包まれてしまうのではなく、
自分が役を包み込めるようでないと。
役に支配されるのではなく、
自分が役を乗っ取るくらいでないと。
これは、ある一定のレベルを超えたときに、
踊りとかテクニックとかそういうこととはまた別のところで
直面する課題です。
役を務めるということ。
空間をリードするということ。
永遠のテーマであり、課題だね。


