

音楽の前奏部分
バレエの専門用語では
「プレパラシオン」と言います
これも踊りの立派な一部です
年齢が小さければ小さいほど
何度も何度も言って聞かせて
何度も何度もやって見せて
身につくようにしていきます
バレエなのかお遊戯なのか
こういうところを分けるのは
そういう部分
適当な足から動き出すなんてことは
あってはなりません
動き出す前のポジションや
動きと動きのつなぎ
動きを終えた後のポジション
こういうところは
普段のレッスンがそのまま出ます
時間をかけて
より丁寧に伝えていきたい部分です
立ち姿美しく!
指導のモットーです
カテゴリー: 子ども
2013/07/13はじまりの前
2013/05/17やり甲斐



その眼差しが変わる時
バレエとの向き合い方に変化が出る頃
さまざまな能力が呼び起こされて
それらの土台の上に
自らいろんなことを吸収して
自分自身を表現できるようになっていきます
繰り返しのレッスンも大切
しかしそれだけじゃなく
知識を入れることで上達は加速します
今、伸びに伸びてる3年生
突き進みなさい
なりたい自分をイメージして
自分の力を信じて
できるんだ、やるんだ!と思い込んで
そしてなりきって!
2013/05/01ニュアンス
今は習い事を始める年齢が「低年齢化」の傾向にあり
私もお仕事柄、直にそれを感じています
やっと歩き始めた1歳くらい
まだじっとが難しい2歳さんからも
日々、お問い合わせをたくさんいただきます
ありがとうございます
私は
初めてのレッスンの印象って
とても大事だと思っています
年齢が小さければ小さいほど。です
その1回が
その後をもずっと印象づけるからです
だから
まだレッスンするには早すぎる年齢の子が
ただワーワー言って
遊んでるんだか何だかよくわからない
レッスンと呼ぶには程遠いようなクラスでは
結局のところその子のためにはならないと思うので
私は3歳未満ではお受けしていません
よくどんな習い事も
小さいうちは「遊びながら学んでいく」といいますね
専門的に何かを習う時
一見、それが遊びのように見えても
そこに指導者の意図がなくてはなりません
指導者の意図がなければ
ただの本当のお遊びになってしまいます
私はバレエの世界を伝えるのが仕事なので
小さい女の子たちのクラスでは
「空間認識」
すべてがここにつながるように
レッスンを構築しています
みんなで列を作ることでさえも
その子たちがどんなに小さい年齢の女の子たちであっても
「綺麗に並ぶこと」を要求します
これは絶対に考えさせるようにしています
列がぐちゃぐちゃで綺麗に踊れますか?
バレエを習いに来ているのです
お遊戯を習いに来てるのではないのです
綺麗に並ぶことは
レッスンそのものの課題というよりは
レッスンの前提にあります
そしてそこから
空間の中に相手を感じる力
相手を感じながら踊る力が芽生えていくのです
だから絶対にこの部分をいい加減にはできません
数年後に大きな差となります
そして空間認識で大切な「ニュアンス」
自分を取り巻く空間の拡がり方
大小、強弱
速度、テンポ
アクセント
クレッシェンド、デクレッシェンド
拍と数 など
バレエの動きを通して
それらの概念を、筋肉感覚で覚えていきます
そしてバレエですから
そこに「視覚」(鏡の中の自分がその動きをしている時に美しいか)が加わり
「聴覚」(音に乗る、踊っている自分が音符になる)も加わり
だんだんとバレエらしく、バレリーナらしく
育っていくのです
これらは一朝一夕に身につくものではありません
でもそうやって
時間をかけて培っていくことに
私は魅力を感じます
簡単に手に入れたものは
簡単に手放してしまうものだからね
時間をかけて培ったものは
その人の中にずっと生き続けます
私はそう、信じています

2013/03/16特別な季節
草花樹々が芽吹く季節
あっという間に過ぎ去ってしまうこの季節
冬から春の移ろいの時は
生徒たちが新しい芽を出す
そんな季節でもあります

新年長さんになる子たちは
めまぐるしい勢い
確実にバレエの階段昇ってます
大事なのは
一段飛ばしなんかしないで
一段ずつを確実に昇ること
こういう、良い勢いのある時こそ
そういうことを伝えていきたいと思います
2013/02/23身体の記憶
レッスンでパを学んでいくと
「これとこれって似てるなぁ」
「これって○○みたいだなぁ」
と感じることが、時々あると思います
そう感じた時に
大切にしてほしいことは
「なんか似てるなー」で完結させてないでほしいということです
「何がどう違うんだろう?」って、ちょっと立ち止まってみてね
今月は一般基礎クラス
「アッサンブレ」と「シソンヌフェルメ(アラスゴンド)」やってますが
この2つは一見似ているようで
全く別の動きです
バレエでは
「踏み切る足」と「着地の足」は大きな意味を持ちますね
両足踏切、片脚着地
片脚踏切、両足着地など
裏と表みたいな関係です
混乱する前に動きと理論を一緒に覚えてしまうのが
近道かな~と思います
「アッサンブレ」「シソンヌフェルメ」ときたら
次は「ファイイ」
これからレッスンの中でお話していきますね
ファイイは身体の向きも変わります
基礎クラスでは
「シャッセ」と「トンべ」の違いにも触れています
こういうつなぎ系のパは
曖昧なままだと
そのうち我流になり、我流は悪い癖となります
癖とは恐ろしいもので
私の経験上、
3年でついた癖は
とるのにも3年かかります
幼児クラスでは
パの始まりの足と終わりの足
いつも同じ足で終わるように
(1番で始まったら1番に終わる)
いつもいつも、本当にうるさく言っています
ここがすごく大事なんです
ここが出来ないと
お遊戯レベルで終わってしまうし
次につながらない
地味で退屈なような動きの中にこそ基礎はあり
そんな小さな基礎が積み重なって
それがやがて大きな華やかなグランジャンプなどにつながっていきます
クルクル回ったり
大きく跳んだり
そうしたことも大事だけど
上げた脚をどう下ろすとか
ルルベからどう降りるとか
着地がしなやかとか
アームスがどう完結するとか
動きのあとどう終わらせるか
どう納めるか
こういうところにこそ
舞踊性を感じられるようになってほしいです
2013/02/17ダイナミックムーブメント
「引き上げ」と「ターンアウト」
これらなしには
クラシックバレエは成立しません
レッスンのすべては
これらが前提にあって組み立てられます
「型」を習得する
「パ」を習得する
これももちろん大事なことです
でもそういうことに夢中になればなるほど
行き詰ってしまう時ってありますよね
そんな時は
「引き上げ」
「ターンアウト」
この2つに立ち返ってみてください
その先には
必ず今より成長している自分がいるはずです
今より前に進むために
立ち返ることが必要な時もあります
「引き上げ」や「ターンアウト」は
ムーブメントです
ムーブメントということは
引き上げたら終わり
回したら終わり
ではなく、
引き上げ続けている状態が「引き上げ」であり
回し続けている状態が「ターンアウト」です
上げるだの、回すだの
溜めるだの、伸ばすだの
いろいろ言われるのがレッスンです
舞踊は動きの連続ですから
そんな動きの連続の中でも
様々なことに意識を保ち続けないといけません
踊ることの楽しさも
また難しさも
ここにあると私は思います
「引き上げ」は
床を押した分だけ上がります
「ターンアウト」は
床を押した分だけ回せます
床を感じることはとても大事
床を踏む
床を押す
床を刺す
床を掴む
床を感じたからといって
重心が落ちるなんてことは
あってはなりません
すべてのヒントはプリエの中にあります
だからプリエはおろそかにできないのです
プリエのクオリティが上がると
その人の踊り全体が上がります
プリエは
最高の集中力で!







