
トウシューズで立つために
トウシューズで立つことを考えて
この床に決めました
そんじょそこらの床とは違うよ(笑)
めくって見せられないのが残念だけど
基礎工事から違います
いつか
この床を張り替える時がくるんだけど
先生は
そんな日が楽しみだな
使い込んだ床
その床を見れば
そのスタジオで
どんな生徒たちが育っていったのか
わかるでしょ
このスタジオも
みんなと一緒に
育っていくんだよ
真新しいスタジオにも魅力があるけど
歴史を感じるスタジオには
もっと魅力を感じるよ
カテゴリー: バレエ指導者
2012/06/01そのために
2012/05/23トータルヘルスケア
「ベストパフォーマンスのための食事学」
学んできました
舞台本番前には
何をどれだけ、いつ食べれば、効率よく力を発揮できるか
スケジュールが密なときは
コンビニや外食に頼らなければならないこともあります
そんな時、どんなメニューを選ぶのか
日々のコンディショニングは
食事面でも支えられていますよね
先日の発表会では
生徒たちに
「本番前の満腹は厳禁ですよ!」
「本番の日のお昼はいつもの量の半分以下でね」
と言って聞かせていました
「ハングリー精神」って言葉がありますけど
人間、お腹が満腹すぎる時より
ちょっと空腹の時の方が
力を発揮できます
過度な空腹はダメですけどね
「腹が減っては戦ができぬ」とも言いますよね
いずれもバランス
匙加減が大事ということ
私自身
食事に関しては
そんなに神経質な方ではありません
ほんとはこんなんじゃ
職業柄ダメなのかもしれないけど
日々の中で、自分に課していることは
・20時以降は食べないこと
・生理的欲求とストレス的欲求を見分けること
くらいかな
「今日はこれが食べたいな」とか
「今日はこんな気分」って
思った時は
きっと体がそれを欲している時、必要としている時
たとえそれが甘いものであっても
ちょっと油っぽいものであっても
糖分だって油分だって
体は必要としていますから
ただし
食べ過ぎはバレエの天敵です
ただ食べたいだけなのか(ストレス的欲求)
体が必要としてるのか(生理的欲求)
ここがきちんと見分けられれば
どんなものでも食べ過ぎることはなくなります
このあたりのJudgeは
自分に厳しく(笑)
そして正直に(笑)
人と楽しい時間を過ごしている時は
そういう時間を過ごせることの方を優先します
だから
女友達や同期、先輩・後輩と集まれば
ケーキだって食べるし
食事もします
お酒だって飲みます
20時過ぎていてもね(笑)
娘とのおやつも
一緒に楽しく食べてます
よくダイエットで
長く続かないとか
リバウンドとか
言いますよね
食事は毎日のことですから
あまりに自分をがんじがらめにしてしまうのは
かえってストレスです
ちょっとだけ自分の中にルールをつくって
日々の身体の変化とは常に向き合って
レッスンでは
嫌でも鏡の中の自分と向き合いますから
そんな環境に自分を置くことも
不可欠です
鏡の中の自分は
正直です
コワいくらいに正直です
2012/05/11筋肉雑学

私は、
筋肉とか骨格の話が、
大好きです
「舞踊解剖学」という分野に出逢ったとき、
私は20歳くらいでした。
衝撃でしたねー
こんなに奥深い学問があったんだ、って。
あっという間に吸い込まれていきました。
部位でいうと
やっぱり「脚」と「足」に
最も興味があります。
みなさん、スーパーで売ってるお肉を想像してみてね。
お肉には
白い部分と赤い部分がありますね。
私たち筋肉も同じです。
白い部分は「瞬発力」
赤い部分は「持久力」
大雑把に言うと、
こんな役割を担ってます。
バレエしてると、
「私、アダージオは好きだけど、アレグロ嫌い
」とか
「アレグロ大好き
バーレッスンしてる時から、早くアレグロにならないかなーって思っちゃう」とか
いろんなタイプの人がいます。
私は生徒たちを見て、
プリエをした瞬間、
どちらのタイプかわかります
アダージオが好きなあなたは、
赤い筋肉の割合が多いですね。
アレグロ好きなあなたは、
部分的に、白い割合が多いのです。
本当は、
どちらも同じくらい、変わりなくっていうのが理想だけどね。
得意・不得意は誰にでもあります。
それを均等に整えていくのがレッスンです。
筋肉の質は、努力で変えられます。
でも骨格は、
骨そのものを意識的に太くしたり細くしたりすることはできません。
関節の付き方も、浅いとか深いというのも変えられません。
でも、
骨格のアライメント(配列)は、意識的に整えることができます。
アライメントが整うと
その周りの筋肉の付き方も変わってきます。
骨や筋肉は
実際に見たり触ったりすることができない部分だけど
感じることはできますね。
ストレッチはわかりやすいね。
「今どこが伸びているか、ちゃんと感じて」って
レッスンではいつも言ってますが
「ターゲットマッスル」がわからないと
ストレッチどころか
ただのラジオ体操で終わってしまいます
先生は、ラジオ体操を甘く見てるわけじゃないですよ。
ラジオ体操だって、
本気でやれば
立派なエクササイズです
「本気でやれば」 ですよ(笑)。
本気でラジオ体操したことある人は
日本に何人いるんでしょう・・・
動きそのものが持つ
意味や目的が解った時、
動きの質は上がります
バレエでも
ラジオ体操でもね
2012/05/09こだわり
私たちは日々、
鏡の中の自分と向き合って
レッスンを積んでいきます。
「鏡の中の自分をよく見て」
「鏡の中の自分とよく向き合って」
生徒たちには言っています。
私たちは
鏡を通すことでしか
自分自身を客観的に見ることはできません。
美を追求するために
自分の姿を
鏡に通すのだから
鏡そのものが汚れているなんてのは
話になりません。
これは、マキ先生のポリシーです。
アシスタント時代、
イヤというほど
鏡ばっかり磨いていた時期があります。
いやいや磨いていた時期も正直あったけどね
「鏡を磨く」という意味を
自分なりに見出だせた時から
鏡を磨くことが
イヤだと思うことはなくなりました。
クラスの数が多く続く日は
早い時間は小さい子たちから始まるので
その日のレッスンが終わるまでずっと
キレイな状態を保っていられないこともあります。
でもそういうことじゃなくて
その日の
1本目のレッスンが始まる時に
ピカピカの鏡の前で
レッスンをスタートできるかどうか
ここが勝負なんです。
「どうせまた汚れるから」
なんて思っていたら
負けです。
美に見放されます。
レッスン中、
生徒たちには言葉をかけたり
身体に触れたりして
正しい姿勢やフォームに
導いていくこともできるけど
鏡の中の自分を見て
言われる前に
触れられる前に
自分自身で修正することができるかどうかは
とても大きなことです。
それが「気付き」だからです。
バレエに限らず、
何事も
「上達」とは「気付き」だと思います。
そんな「気付き」のキッカケをくれる
「鏡」は
神聖です。
2012/05/05日本のバレエ
日本はバレエ人口が多く
その門戸は
誰に対しても開かれています。
世界的に見ても
稀に見る
バレエ事情です。
私の専門は
ロシアスタイルのバレエなので
ロシア事情をお話すると
ロシアのバレエ学校は
1年生から8年生まであって
1年生は10歳です。
ロシアでは
日本のように3歳くらいからバレエを始めるといった風習はなく
バレエ学校の教授たちは
「そんな赤ちゃんみたいな子どもがバレエできるのか?」
と、心底驚いていました。
ロシアには
バレエ学校に入学するための塾みたいなものは存在します。
バレエ学校に入学するためには
厳しい厳しい審査があり
舞踊性や
音楽性を見られるのはもちろんのこと
身体検査
骨格検査
肥満体質に関しては
親、祖父母、2代〜3代遡ってチェックされることも
バレエ学校の門をくぐる時には
すでにある程度の条件は満たされていて
選ばれた者だけが
そこで学んでいくのです。
10歳で入学し
18歳で卒業
しかし最終学年の8年生に残れるのは
入学当初の半分以下
ごく一握りです。
各学年のカリキュラムは厳しく管理されていて
自らリタイアする者もいれば
進級できずに脱落していく者もいます。
日本とロシアでは
このように環境が異なります。
どちらがいいとか悪いではなく
これが
「バレエ学校」と
「バレエ教室」の
違いなのです。
でもかといって、
日本のレベルが低いかと言われたら
そんなことはなく(キッパリ!)
世界的に活躍している
日本人ダンサーもたくさんいるし
国内でも立派なバレエ団はたくさん存在します。
つい最近だって
ローザンヌで日本快挙でしたし
こうした業績は
日本国内のバレエ教室が支えています。
私の先を行く先輩の先生方の
たゆまぬ努力の功績です。
海外の先生たちに
「生徒の股関節はどうしたら開くようになるでしょうか?」
「どうしたら生徒の脚が高く上がるようになりますか?」
こんな質問をするのは
実にナンセンスです。
「…?」
って感じだと思います。
だって海外でバレエ教えていらっしゃる先生方は
自分の生徒の中に
股関節が開かない子はいないし
脚が上がらない子は最初からいないのです。
でも、私たち日本人教師は違います。
股関節のアンデオールに
何年もかけて
開脚のためのストレッチ指導に
何年もかけて
限界に挑戦させながらも
ケガをさせないよう
心身ともに健やかに
バレエに打ち込めるよう
厳しさの中に
楽しさを見出だせるよう
私たち日本人教師は
そこに難しさを感じながら
時に立ち止まったり
迷ったり
悩んだり
凹んだり
そして
再確認しながら
模索し
前進していきます。
そしてそんな過程があるからこそ
日本人教師としての
自信や確信、プライド
築いていけるのだと思っています。
日本人教師だからこその
やり甲斐もあります。
バレエ学校という場所が
バレエを1から学ぶ場所だとするならば
バレエ教室という場所は
バレエをゼロから学ぶ場所です。
それでいいんだと思う。
私たちは
日本でバレエをしているんだもの。
だから私は
ゼロからの現場で活かせるための
知識や情報を
これからもずっと
学び続けていきます。
2012/05/045月4日の記事
GW前半は、
大阪で遊び呆けていましたが(笑)
後半は
スイッチを切り替えて
今日から
ティーチャーズプログラムに参加します。
このプログラムの概要を知ったのは
年明けすぐでしたが
この5月というタイミングをどう取るか…
発表会も終わって一段落とするか…
逆に発表会の勢いを借りてこのプログラムに乗っかるか…
一瞬だけ考えましたが
考えている時にはもう決まってました(笑)
血が騒いで(笑)
本日の科目は
「バレエ傷害」です
バレエ傷害というのは、
一瞬のうちにやってしまう捻挫や骨折などのケガとは違い、
レッスンの蓄積によって起こってしまうこともある、
オーバーユース(使い過ぎ)や
疲労からくる肉離れや疲労骨折、関節痛
可動域の限界を超えてしまったために起こる股関節痛や膝の痛み
誤った立ち方や、誤った重心移動から発生する、外反母趾や扁平足…
メンタル面で言ったら、拒食症も
こういったものが「バレエ傷害」です。
生徒たちはみんな、
日々頑張ってレッスンに励みます。
みんなはそれでいい。
こういうことは、
指導する側の私が気をつけて、そうならないよう伝えていくべきことだから。
身体の正しい使い方
立ち方
重心のかけ方
レッスンの最後には、身体を使いっぱなしにしない
クールダウンは、短時間でもやるのとやらないのでは、
身体への負担の蓄積は大違いです。
知識として
こうした引き出しを持つか持たないかは大きいと思います
「バレエ傷害」とは
そういう分野です!
2012/05/01道
バレエ学校を修了して
「さぁ
行くのです
」
と、恩師に背中を押されても
私にはスタジオもなければ
生徒もひとりもいませんでした。
同期のメンバーには
お母様がバレエ教室を経営されている方が多くて
みんな華々しく
先生デビューしていきました
うらやましくなかったと言ったら嘘になるけど
人をうらやましく思っているうちは
きっと自分は先生デビューなんてできないんだろうって
心のどこかで思っていました。
だから、自分ができることからやってみようって
まだ若かったし
怖いもの知らずで
チャレンジ精神のみで
失うものもなかったし(2代目というプレッシャーもなかったから)
今思うと、そんな環境もかえって恵まれていたのかもしれません。
アシスタント時代は
来る日も来る日も
鏡を磨いて、音出しをして、レッスン後はスタジオの掃除・・・
毎日こんなことばっかりして
ろくにレッスンも受けさせてもらえないし
何やってんだかなぁ・・・私。
って、思っていたこともありました。
でも、今だから言えることだけれど
そんな期間をくださった先生には
本当にありがとうございました
と、心から思っています。
「それでもバレエか」ということを
あの時、私に突きつけてくれて
ありがとうございました。
スタジオを借りて
先生としてデビューした時、
クラスの数は2クラスしかなくて
生徒を全員集めても5人しかいなくて
その5人のうち
1人は今でも私の生徒です。
幼児だった女の子は
少女になりました。
こうした、長いおつきあいに
感謝です!
2012/04/23バレエと音楽
私は音楽家ではないので
素晴らしく楽器を奏でたり
人の心を揺さぶるような作曲をすることはできないけれど
バレエというのは
その旋律に乗ること
音楽と一体になること
そうあってこその「バレエ」ですから
「音楽」という分野での知識
自分の中の「音楽」という引き出し
これは今までも、これからも
ずっと学び続けていくし
深めていきたいと思っています。
「バレエ音楽理論」は、得意科目でした。
楽器とか、音とか、素直にただ単純に好きです。
既存の曲というものに対して
考え方を深めさせてくれたのは
やはりバレエ学校での授業。
プリエやアダジオ、フォンデュやデベロッペなど
ゆったりした動きに関しては
8分の6拍子で行うのと
4分の4拍子で行うことの違い
アレグロやプティバットマンなど
速い動きに関しても
4分の4拍子と
4分の2拍子で行うことの違い
3拍子のワルツひとつとっても
ウインナーワルツ
ワルツスパニッシュ
グランワルツ
メヌエット
レントラー
マズルカなど・・・・
実に様々な種類があり、
私たちバレエ教師は
それぞれの曲調が、どの動きに適しているかを
瞬時に判断できなくては教師失格です。
バレエ学校では、
こういうことを徹底的に叩きこまれました
はじめての授業で
すごい衝撃を受けたことを、今でもよく覚えています。
そうやって計算して音楽を選曲することも
バレエ教師としての要の部分。
生徒たちに提供する音楽は
音楽なら何でもいいってわけではありません。
音楽の分野を追求していった時
私は「リトミック」という新しい世界にも出逢いました。
リトミックで得た知識は、
まだ小さな子どもたちのクラスで活かすことができます。
リトミックのお教室ではないので
リトミックをそのまますることはありませんが、
リトミックの「要素」は、小さな年齢の生徒たちのクラスには取り入れます。
リトミックは、
リズム感の礎を築いてくれます。
アウフタクトとかシンコペーションとか
微妙なカウントの取り方とかね。
そういう微妙な取り方ができるようになって初めて、
音に乗る楽しさって、出てくると思うんです。
「バレエ」と「リトミック」は別物です。
でもリンクしている部分はあります。
リズム感を形成しながら
そういう音楽的な感性を
引き出していきたいなって
思ってます


